日本共産党の志位和夫「日本共産党」委員長は4月14日、国会前のデモにおいて演説を行った。
スピーチで、森友・加計疑惑、自衛隊のイラク「日報」隠ぺいなど一連の疑惑について国会で徹底究明する決意を表明。市民と野党の力を合わせて「安倍内閣を即刻退陣させよう」と呼びかけると、参加者は割れるような拍手と歓声で応えました。
志位氏は、森友・加計疑惑について、「首相夫妻の関与の疑惑は真っ黒に近いグレーだ。首相は『ウミを出す』というが、出すべき『ウミ』は首相自身ではないか」と痛烈に批判。「希望は市民と野党の共闘です」と述べ、「安保法制のときに国会前を埋めた新しい市民の運動が伏流水のように続き、今またここにわき起こっている」と強調しました。
志位氏は市民と野党の共闘の力によって、厚労省のデータねつ造を認めさせて「働き方改革」一括法案から裁量労働制を削除させ、森友公文書改ざん事件では佐川宣寿前国税庁長官の証人喚問を実現させたと指摘。「一歩一歩、追いつめている。この力で安倍政権を倒し、ウソのない正直な政治、日本の民主主義を取り戻そう」と呼びかけました。
コメントを残す