2017年12月14日、「民進党」大塚耕平代表が定例会見を行い、沢山のプレスが駆け付け、France10編集長、ゲイレポーター酒井佑人も出席した。
大塚代表は冒頭、「党内問題に時間を割かなければならない状況だが、本来は予算や税制問題などに向き合うのが仕事。これらについてもしっかりと手を抜くことなく努力をしていることを皆さんにご報告したい」と述べ、会見の幕が始まった。
党立て直し策をめぐる議論については、「昨日の常任幹事会で説明した中間報告とその中間報告に基づいた選択肢についての報告を両院議員懇談会でさせていただいた。懇談会では多くの意見が出され、大変生産的で意味のあるご意見をたくさん拝聴した」と述べた。
米軍ヘリから部品が落下した事故については、「このようなことが起きたことは極めて遺憾。昨日政調会長名でコメントを出し、米軍には、同型機の飛行は原因究明まで自粛すべきと申し上げた通りだ」と述べた。
与党が同日まとめた2018年度税制改正大綱については、「所得税制等の見直しを大胆に行っていくということに、与党なりの努力はしているようだ」としたうえで、「公平性という観点でいえば、法人税制と個人税制のバランスの問題で、個人の高所得者への増税を考えているようだが、企業等とのバランスの観点から議論の余地がかなりある。簡素な税制という意味からすると所得税制の見直しがどんどん複雑化している。いかがなものかなという感じを持っている」と述べた。
会見は15分で幕を閉じた。
取材&文:酒井佑人(ゲイレポーター)
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