2018年9月10日(月)、立憲民主党の福山哲郎 幹事長の記者会見において、「安倍晋三宅放火未遂事件」に関する質問がなされた。
質問したのはFrance10及川健二・支局員。
本事件が立憲民主党の記者会見で質問されたのは2回目で、福山哲郎・幹事長に対して質問されたのは初めてのことだ。
以下、やりとり。
■France10及川の質問
フランス10の及川と申します。
枝野代表にも伺ったんですけども、安倍総理と反社会勢力の関係について伺いたいと思います。
枝野代表からは、ちょっと、知見が無いという風に答えられたので、詳しく、ご説明したいと思います。
1999年の下関市長選挙で安倍総理の事務所が、ブローカーで、当時、前科8犯で、暴力団と関係の深い、小山佐市氏に対して、対立する陣営の選挙妨害を依頼しました。
そして、見返りの約束を破られたとして、2000年、安倍さんのご自宅などを含めて、安倍さん関連の事務所など、5ヶ所に火炎瓶が投げ込まれまして、2003年、小山さんと工藤会系の組長と組員が逮捕されました。
そして、2007年の地裁判決公判において、裁判長は「小山被告は、事件の1年前に行われた下関市長選挙に関して安倍総理大臣側に協力したのに金銭の要求を拒絶された。この恨みを晴らすとともに、暴力に訴えて多額の金銭を得ようとつきあいがあった組長に犯行を依頼した。」と、述べられました。
また、判決文においては、小山さんと、そしてですね、安倍さんの事務所秘書、お亡くなりになった、竹田さん(※1)という、筆頭秘書なんですけども、その方との関係について、判決文では、「かねてから交際していた」という風に書かれました。
さらに、言うと、これは判決文や公判とは違いますが、ジャーナリストの方がこの件について取材して、小山さんと安倍総理がサシで会ったと、それで、その時に、その暴力団関係者の小山さんと安倍さんがツーショットで写った、室内において写った写真(※2)も、これはもう、出回っています。
司法が、安倍総理側と暴力団関係者との関係について認定しているわけですが、認定しているというのは、選挙妨害を依頼したことですけども、立憲民主党としては、この件について、追及する考えはあるのかどうか、伺えればと思います。
※1 竹田力 氏(元山口県警警視、当時の安倍晋三 事務所の筆頭秘書)
※2 山岡俊介 氏が、Twitter上で公開し、拡散されている。
■ 福山哲郎 氏(立憲民主党 幹事長)の回答
私も、あの、詳らかではないので、先程言われた、えー、公判判決の、それ以上でもそれ以下でも、ないものだと、思います。
及川コメント
枝野幸男・代表に続いて、福山哲郎・幹事長も、追求するか否かの質問には答えなかった。はぐらかしたのだった。
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