小泉進次郎・衆院議員が9月8日、日本財団主催のソーシャル・イノベーション・フォーラムにて基調講演を行った。
『週刊文春』9月6日号が「進次郎9・8決起計画」と銘打って支持表明の可能性を示唆したことから、会場に駆けつけた数十人もの報道関係者が一言一句に耳を傾けたが、総裁選に関連した直接的な発言は全くなかった。
だが、間接的な「石破氏支援」と思える意味深な発言はいくつもあった。一つは、講演の本題に入る前に青山学院大学の新しいスローガンである「Be the defference」に共鳴し、そのバッジをさっそくつけていると切り出した。
「『違っていい』『違いがある』『人と違っていいのだ』と(いう意味)。日本はどちらかというと、人と違うことを恐れますが、違っていい。この思いに共鳴、こういう形で(胸にバッジをつけて)使わせていただきました」
8割以上の自民党国会議員が安倍首相支持へと群がっていく中で、少数派でも違った政策を掲げて総裁選出馬を決めた石破氏を称え、エールを送っているようにも思える発言だ。
ほかにも石破茂氏が共鳴・提唱する「里山資本主義」に共鳴を示すなど、暗に、石破支持ともとれる発言をした。
※畏兄・横田一・記者の記事を一部参照。
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