衆院選の公示日・10月10日、2009年に幸福の科学を母体として発足した「幸福実現党」が都内・三軒茶屋駅前にて街頭演説を行った。
演説後、衆院東京六区から出馬している「幸福実現党」中岡まき候補者(26)に独占インタビューを行う事に成功した。
及川健二France10支局長が
「今回の総選挙解散をどのようにお考えですか?」
「今回の選挙で何を訴えて行きますか?」
「中学教員から何故立候補を決意したのか?」
と質問したところ、中岡候補は
「この北朝鮮のミサイルが緊迫してるこの時期にご自分の都合だけで解散するというのは、国民としても納得ができない。」
と応え、選挙に対しては
「北朝鮮の問題がある中で、この国の安全や国民の命というものに対して、日本だけが平和ボケしていてるように感じている。やはり国防という観点から政策を掲げていきたい」
「今、中学の子供たちが卒業しようとしているが、この北朝鮮の問題、中国の問題などの問題に直面せざるを得ない。いち教員という立場を越えて、子供たちの未来にまで責任が持ちたいと強く心に決意したからです」
と述べ、自身は国防女子であることのアピールに加え、生徒を思いやる気持ち熱い心の叫びを訴えた。
続けてFrance10契約記者であるゲイレポーター酒井佑人さん(Twitterアカウント:@sakaiyuto226)が
「釈党首は同性婚に慎重にとの事だが個人的にはどうお考えか」
「今、奨学金の返済やブラック企業に悩まされる若者がいる事実に対してどうお考えか」
「世界では圧倒的に死刑廃止の方向に進んでいるが、幸福実現党はどうのようにお考えか」
という3問を質問すると中岡候補は
「LGBTの個性や思いは尊重したいが、それが広がると少子化問題などに直面せざるを得ない。同性婚よりも異性婚をオススメする」
「働くことへのデメリットを感じる若者が多いという現状が問題である。自分の個性にあった職種で生き甲斐を持って働ける教育や職業就職の手助けに力を入れていきたい。加えて、奨学金の無償化は反対だ。教育のチャンスの平等を与えるにあたり、バウチャー制度の導入を考えている」
「幸福の科学のでは人生は何度でもやり直せるという教えもあるが、テロリストなどの更正の余地がない方々には死刑はやむを得ない」
と回答した。
インタビューを受けて、酒井さんは
「同性愛者に、異姓婚をオススメし、少子化問題と結びつけた事は、驚きを隠せなかったが、同い年で頑張っている姿を見て、自分も勇気を与えられたし、頑張って欲しい。」
と語った。
取材&文:酒井佑人(ゲイレポーター)
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