衆議院解散を受けて、民進党の前原誠司・代表が9月28日、都内・民主党本部で最後の定例会見を開いた。
France10の契約記者でゲイレポーターの酒井佑人さん(Twitterアカウント:@sakaiyuto226)が
「僕はことし、ゲイであることをカミングアウトしてから、気持ち悪いと言われたりキワモノと言われたりすることがあり、偏見の目で見られることも少なくないが、率直に伺いたい、前原さんはどうしたらLGBTへの差別や偏見がなくなると思われるか。加えて、政治はLGBTへの差別や偏見をなくすために一体何ができるか伺いたい。」
と質問した。前原代表は
「人は法のもとで平等であり、そして、LGBTというものについては、これは多様な価値観というものを我々認める立場でありますし、小池(百合子)さんや、あるいは小池さんのもとに集まっている方々も、それについては全く同じ意見だろうと思います。
これをどういうふうに偏見をなくしていくかということについては、いろいろな啓蒙活動も必要でしょうし、あるいは皆さん方のような、そういった活動をしておられる方々にアドバイスをいただきながら、法整備が必要であるのか、あるいは自治体において条例が必要であるのか、そういった皆さん方の運動体とのさまざまなコミュニケーションをとっていく中で、ぜひそういう偏見をなくす社会をつくっていきたいと思っております」
と応えた。筆者は
「小池百合子さんは「月刊正論」で、日本のマクロンになるというふうにおっしゃっていた。しかしマクロン大統領は、就任わずか100日で支持率が60パーセントから30パーセント台になり、そして6月の国民議会議員選挙では577議席中350議席取ったのに今週日曜日の上院議員選挙では大敗した。期待が、「希望の党」が3ヵ月ぐらいでしぼむようなことはないのかということを確認させていただければと思う。」
と質問した。前原代表は
「これから先どうなるかというのは誰にもわからないわけでありますが、少なくとも7月に行われた都議会議員選挙、そしてこの間、新党を立ち上げられて、そして間もない中での比例代表の支持率は極めて高いものがありますので、現在のところは永続しているというか、伸びているのではないでしょうか。」
と応えた。
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