日本共産党の志位和夫・委員長は2015年2月10日、同党が都内・東京体育館にて催した演説会に出席し、基調演説を行った。
IS・イスラム国について志位委員長は
「いま求められているのは、国際社会が結束してイスラム国に対処し、国連安保理決議2170が求めているように、外国人戦闘員の参加を阻止し、資金源を絶つなど、孤立させ追い詰め、武装解除と解体に追い込んでいく必要がある。この点について、国連の潘基文・事務総長が『あらゆる対テロ行動・政策は国際人権法・国際人道法と合致するように保障しなければならない』と述べていることはたいへん重要だと思います。相手がもっとも野蛮で無法な組織であるからこそ、国際社会の側が暴力対暴力、憎悪対憎悪の罠に陥ってはならないのではないでしょうか。国連を中心に国際法・国際人道法を守って行動することが何より重要であり、そういう態度を堅持してこそ、テロリストを追い詰めていく一番の力になる」
と述べた。
コメントを残す