France10は都議会で”性差別やじ”を受けたことがニュースで大々的に報じられ話題になった塩村あやか都議会議員(みんなの党)に独占インタビューした。
黒猫の里親になり動物愛護活動を始める
動物福祉に取り組むようになった理由を塩村都議は次のように語った。
「『恋のから騒ぎ』に出ていた頃、商店街を歩いていると『猫の里や親募集』という張り紙を見つけた。そのときはマンションを引っ越したばかりで、ペット可になった。黒猫でして一目惚れしてその猫を引き取りにいった。引き取らなくなったらどうなったのか調べたら、『殺処分』になっていたかもしれないことがわかった。安楽死とはいうが、実際にやっているのは下関市くらいで、日本では二酸化炭素ガスによる窒息です。動画も観てこれを安楽死といっているのはおかしいし、当時、年間20万頭近くが殺されているのでなんとかしたいと思った」
そして、2020年までに日本を「動物福祉先進国」にすることが目標だと決意を語った。
被曝二世として考えること
広島県福山市出身で被曝二世の塩村あやか都議は自身の体験について次のように語った。
「私の父は11歳の時に被曝しました。一緒に暮らしたのは中学生までで、親が離婚したので、長く離れて暮らしていた。死に目に看取る人がいないということで父から私に連絡があり、会いに行った。(爆心地1kmで被曝した)父に『何で(広島から約100kmもある)福山に来たんね』と尋ねたら、『原爆があったから、けーよ』と一言ぽつんと言った。もっと色々聞こうかな……と思ったのですけど、子どもの頃から、ものすごく被曝の話をするのを嫌がる人だったのでやめた。父は背中にケロイドがあったので、子どもの頃、原爆について何回か訊いたら、プイーと怒ってどこかに行ってしまうほど、話さなかった。」
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