安倍内閣が憲法解釈の変更による集団的自衛権の容認を閣議決定した2014年7月1日、都内・有楽町マリオン前にて、民主党・日本維新の会・結いの党・生活の党・社民党による合同演説会が催された。France10は演説会後に、小野次郎「結いの党」幹事長に直撃インタビューした。
*動画では「みんなの党」幹事長と口にしましたが、正しくは「結いの党」幹事長です。
小野幹事長は閣議決定による集団的自衛権の容認について
「国民の安全と国家の存立は何にも優先してしっかり守っていかなければならない」
と断った上で、
「今回の閣議決定によるプロセスは、国会による審議をほとんどしないで、元になった報告書というのは、総理大臣が私的に集めた有識者による懇談会が提出したものです。そして、最後は、自民党と公明党の密室での協議で決めてしまった。拙速の感は否めない。集団的自衛権によって抑止力が増すというメリットが語られるが、同時に、日本人が世界中でテロの標的になる可能性が増す」
と懸念を示し、
「いつでもどこでも世界中に自衛隊を派遣することができるような法改正であっては困るので、しっかりとチェックしていきたい」
と、秋からの国会において徹底追求する姿勢を示した。
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