小沢一郎「生活の党」代表は2014年6月2日に参議院議員会館内で定例記者会見を開いた。
France10が
「江田憲司さんによれば野党再編は①原発ゼロ ②既得権打破 ③地域主権 という政治理念を旗印に結集するといっている」
と質したところ、小沢代表は
「従来私たちが主張してきたこと。違和感は感じない」
と述べ、維新結い新党の掲げる政治理念に理解を示した。
結いの党江田憲司代表の野党再編構想について
France10:江田憲司氏の集会等取材していると、政界再編について、既得権打破・原発ゼロ・地域主権これを旗印に野党再編を目指すということである。小沢代表は自民党に対抗しうる勢力として新進党や民主党を大きくしてきたわけだが、野党再編でアドバイスがあれば伺いたい。
小沢代表:今言ったように、本来政党はその国政に関する基本的な考え方を同じくするものがグループ化されていくということが自然なあり方だと思うから、現時点で言えば今挙げたようなことは、かなりはっきり考え方の相違が出てきていると思うので、そういうような基本の考えを自民党と対峙する基本的な考えでまとまっていくということは、私どもも年来の主張であるので、そのこと自体は結構な事だと思う。
ただ、今重ねて言うように、与党自民党も本来、右から左までまぜこぜの政党なので、一般的な方向で言えば自民党もそういう形で再編になることはいいのだが、当面は政権を持っているし、野党は政権がないので、逆に自由に自分の主張を与党以上に出来ると思うので、徐々に徐々にそれぞれの考え方に向かって、連携も進んでいくのではないかと思う。
France10:江田憲司氏の原発ゼロ・既得権打破・地域主権、小沢代表、生活の党は政策としてこの3点の考えに同意・賛同されるか伺いたい。
小沢代表:今申し上げた通り、今挙げた3つの考え方は私どもが年来主張していたことである。
France10:小沢代表としては政策、あるいは政治理念の点では江田憲司結いの党代表が提唱していることに相違はないという風に捉えてよいか。
小沢代表:基本的に私が主張してきたことなので違和感はない。
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