RADWIMPSの22枚目のシングル「カタルシスト」が6月6日、EMI Recordsから発売さ
カップリング曲として収録された「HINOMARU」の「気高きこの御国の御霊」「日出づる国の御名のもとに」などの表現が軍歌や愛国心などを煽っているとして、揶揄する声が寄せられた。
野田洋次郎さんは自身のTwitterで6月11日に謝罪を表明。
26日の神戸ライヴに合わせて「廃盤にしろ!」と抗議デモが行われ、全国から6人の批判者が集まり、抗議デモが行われた。
また、抗議に使われた車が北大阪合同労働組合の車であり、HPには森友問題を最初に追求した木村真市議、立憲民主党の辻本清美議員の名前が出てくる事により今回のデモが何らかの繋がりがあるとの疑惑が浮上している。
2018年7月2日、ゲイレポーター、酒井佑人(27)は、国会内で開催された「国民民主党」玉木雄一郎代表に
「RADWIMPSの「HINOMARU」の歌詞について伺いたい。「軍歌や愛国心をあおっている」などと批判が来て、(作詞をした)アーティストの野田さんは、その意図は全くないと否定されている。「淋しい熱帯魚」などで知られる作詞家の及川眠子さんは、何でも右左にくくりアーティストから言葉を奪うなとツイートしている。歌というのは基本的に表現は自由であるべきだが、野田さんは謝罪に追い込まれた。
神戸でのライブに合わせて会場の前で行われたデモでも1人が逮捕されているが、これら一連の出来事をどう思うか?」
と質問すると
「アーティストの皆さんはいろいろな思いを持って表現をされていますから、一義的にはそういった表現の自由というのは最大限尊重されるべきだと私は思います。それは、それを聞いた側、読んだ側、見た側がどう判断するのかということですから。もちろんいろいろな思いで、そういった歌についても、本についても、絵画についても、感じる人は多いと思いますが、やはりこういったアーティストの表現の自由というのは原則守られるべきものだと私は思います」
と応えた。
また、抗議に使われた車が北大阪合同労働組合の車であり、HPには森友問題を最初に追求した木村真市議、立憲民主党の辻本清美議員の名前が出てくることについて玉木雄一郎代表に伺うと
「詳細は存じておりませんのでコメントは差し控えさせていただきます。」
と回答した。
取材&文:酒井佑人(ゲイレポーター)
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